「開示情報ファン通信」 |
最近始まった「適時開示情報閲覧サービス」「エーデーネット」ですが、すっかりマイブームです。とても便利。
使い勝手に関してはEDINET同様に、まるでわざと使いにくくしているようですが、EDINET同様にかなり便利です。「ドシロウトは使うな!」といわんばかりの風格を漂わせています。
しかし、間違いなくアホルダーの強い味方です。なんと言ってもタダです。ワタクシはすっかり開示情報閲覧サービスの大ファンになりました。そこで、ファンクラブ通信の開始です。
コラム「開示情報ファン通信」では日々、開示情報を閲覧し、気になった情報を取上げ、そのアホルダー的感想を伝えていきたいと思います。
| February 28, 2004 10:08 PM | ↑このページの先頭へ |
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会社名(銘柄コード):
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グラフィックプロダクツ(6886) |
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情報公開日時:
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2004年02月27日 15:00 |
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アホルダーの気になる指数:
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2465 (もう首ったけ!) |
金曜の大引後(15:00)に出たニュースですが、金・土・日の中で一番目についた開示情報はグラフィックプロダクツの決算短信でした。この会社、連結で来期3億数千万円もの純利益を上げるという予想で、しかも20億超の現金同等物を持ち、時価総額は僅か34億円ほどです。会社を丸ごとを買ってもすぐに元を取りそうな勢いですが、本当にそんなにオイシイのでしょうか??
まずワタクシは売上債権回転率が気になりました。って、これはホンのチョットですよ。世の中お金です。ニコニコ現金商売が一番信頼できます。金型屋さんは是非滞りなくお支払いいただきたいものです。
次に気になったのが「本当に今期も連結で3億超の純利益があるの?」という点です。この会社、少し前は営業CFすら赤でしたが、最近急激にカイゼンしているそうです。本当にそんなに急に変わったのでしょうか?ワタクシは不安を感じます。
そして最後に一番気になったのが、ストックオプションの大盤振る舞いです。昨日の話「Mr.クラフトものがたり」はこの伏線。有価証券報告書や会社のHPを見ると分かるのですが、かなりストックオプションを大盤振る舞いしていました。今後希薄化するかもしれませんし、売り圧力になるかもしれません。ワタクシは一株あたりの純資産額以下でストックオプションを社員に大盤振る舞いする会社が大嫌いです。既存の一般株主が一番損をするからです。新たに出る株券は、一株あたりの純利益や純資産を以後永久に押し下げ続け、配当として出ていくお金を永久に増やしてしまいます。これだけ現金を有しているので、長期的なコストを考えると社員へのインセンティブは株券よりも現金の方が圧倒的に良かったでしょう? 以後はせめて1.02とかでなく、1.2ぐらいを乗じて払い込み金額にして欲しいですが。
ワタクシの結論を書くと、当時のエプコになるかプライムになるか微妙なところです。表面からチラッと見ただけではアホなワタクシには判断できません。先日すでに黒転のニュースがあっただけに、今日の前場も独歩安でゴーイングマイウェイ。しかし遅くとも一年後までには、本当に利益を上げたかどうかを見れば自ずと真価が明らかとなることでしょう。気になる指数が異様に高いように、ワタクシは今後の株価に目が離せません。上がるか下がるか知りませんが、かなり大きく動きそうなアホルダー首ったけの銘柄です。
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アホルダーの気になる指数: ワタクシが勝手に考えた指数です。数字がデカイほど「僕が興味を抱いたせくしぃな会社」ということです。
0以下: 興味ゼロ
〜300: 少し気になる
〜600: 興味あり
〜900: 興味津々
900以上: もう首ったけ!
| March 1, 2004 11:06 AM | ↑このページの先頭へ |
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会社名(銘柄コード):
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ソントン食品工業(2898) |
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情報公開日時:
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2004年03月02日 09:35 |
食品関係の会社を「割安」という点からスクリーニングすると毎回引っかかってきた会社です。他にもギャバンとか理研ビタミンとか佐藤食品工業とかが、かつては食品関係の割安株の常連でした。今では何処もキチンと値上がりして、それなりにイイ感じになっています。ソントン食品工業はコツコツと自社株買いをしており、今回の開示情報も自社株買い関連のものです。
永久凍土会社が自社株を買う事は理にかなった行動です。たとえ市場買い付けでないとしても、既存株主の利益になるでしょう。
一方、株価が割高な会社が自社株買いをする事は、短期勝負の投資家にとっては有難いことかもしれませんが、長期的に考えると他にもっと効率的なお金の使い道がないの?とか思ってしまいます。短期で売却を考えている投資家には有難い話ですけどね。
かつて自社株買いは厳しく規制されていましたが、最近はかなりゆるくなりました。ワタクシが数百億〜数兆円のお金を運用するファンドマネージャーや機関投資家ならば、暴落の危機のある国債や利回りの悪い物価連動型国債など買わずに、こういう永久凍土銘柄をいくつも選択したと思います。
今までは流動性が悪くて売却できませんでしたが、今後は自社株買いという大きな受け皿ができましたからね。割安株を長期で狙っていた人々にも追い風となったのかもしれません。
| March 2, 2004 04:07 PM | ↑このページの先頭へ |
ワタクシには夢があります。
ワタクシは死ぬまでに一度でいいから将来ビッグになる会社がまだヨチヨチ歩きの時期に投資をしたいのです。例えば、こういう会社の幼児期に株を買う事ができたとすれば・・・・それだけで金持ち街道まっしぐらです。
そこで今日、一番気になった開示情報は京王ズという会社に関するものでした。冗談みたいな名前ですが正式な会社名です。マザーズに上場ホヤホヤですが、ザッと見た感じでは財務内容にこれといった問題点も見当たりません(目論見書などよく見てないので勘違いかもしれませんが)。それでもニュースをちらりとみた限りは、
@名前が変
A地盤が東北地方
B「飲食業」と「通信業」などと妙なコンビネーション
C常勤監査役の方が本人の申し出により辞任
などなど惹かれる要素が満載です。夢見るワタクシはかなり惹かれます。上場後のドサクサで超割安になるとしたら買いたくなるタイプの会社です。BSEや鳥インフルエンザなど今期の逆風は激しいと思いますが、ワタクシは死ぬまでに一度でいいから将来ビッグになる会社がまだヨチヨチ歩きの時期に株を買いたいのです!!
・・・・などと妄想を膨らまして今まで何度か撃沈したのですけどね。
| March 5, 2004 07:06 PM | ↑このページの先頭へ |
今日の開示情報でワタクシが一番気になったニュースはエプコです。。。
なんしか、、、くやしい・・・・
大変立派な業績です。現在では割高な気もしますが、ワタクシはかつてこの株がサッパリ人気がない頃に底値付近で買っていたのです。ただ、買いのタイミングは完璧でしたが、根性無しのワタクシは早々と売ってしまったのであまり儲かりませんでした。どうしてワタクシは売ってしまったのでしょう?
それは当時株価が急騰したので割高になった!と考えたからです。目先の値動きに翻弄されてワタクシは売ってしまいました。ロウ・プライスのように小型成長株を長期間保有することができれば、このような失敗はなかったのでしょう。。。株価があまりにも割高になれば手放すのは当然ですが、僅か数割ほど過大評価された程度なのに単に株価が上がったという理由だけで持ち株全部を手放してしまった事は愚かでした。
ワタクシは10倍超に元手を増やす千載一遇のビッグチャンスを逃してしまいました。今ではエプコの好業績のニュースを指をくわえて見ているしかありません。。。
| March 9, 2004 05:05 PM | ↑このページの先頭へ |
今日の開示情報で面白かったニュースはBSLです。以前、全株主にストックオプションという面白い事をやった会社ですが、また今回も株主にストックオプションを付与するそうです。これだと既存株主の保有分が希薄化することもありませんし、面白い試みかもしれません。
ただし・・・・
3月8日には既に話が出回ってます。会社発表がある前に話が伝わっていますし、株価もそれに応じて急騰しています。
まったく・・・・コーポレートガバナンスはどうなってんだか。
| March 10, 2004 12:11 PM | ↑このページの先頭へ |
大阪証券取引所の情報開示システム「ED−NET」。
ロゴを見る限り、Electronic Disclosure Network でEDNETだそうです。
でも・・・・
どうぜ大阪人の事だから、面白半分に「え〜で〜ネット」にしたんでしょう?
それに金融庁の「EDINET」にもひっかけたんでしょう?
でも、EDって言ったら、どうしてもアレが思い浮かんでしまうような・・・・
東証やJASDAQ等の「適時開示情報閲覧サービス」に対して大証の「え〜で〜ネット」。かたや固すぎで、かたや軟すぎな気も。
どちらも特徴的な名前ですが、共に大変便利なサービスです。え〜で〜ネットのことも考え、ワタクシの「適時開示情報ファン通信」は「開示情報ファン通信」に改名しました。開示情報によって個人投資家と証券会社との間の情報格差のうち、理不尽なものはかなり無くなるでしょう。
色々な投資家が迅速で公正に情報を入手できると、株式市場は今後ますます活発になるでしょうね!
| March 12, 2004 10:55 AM | ↑このページの先頭へ |
りんこさんからトラックバックをいただきました。
こちらこそ、ありがとうございます。
情報開示システムで情報格差が少しは縮まると思いますが、いまだ報道機関との間には時間差があるようです。それでも会計ビッグバンやEDINETやED-NETや適時開示情報閲覧サービスによって一昔前に比べるとかなり公正になってきました。四半期業績の開示も義務付けられました。日経のIR情報サイト等も結構充実しています。
「直接金融への移行」とか「株式市場の活性化」などといわれて久しいですが、投資家が迅速かつ公正に情報アクセスできる環境をより一層整備して欲しいですね♪
| March 13, 2004 01:01 PM | ↑このページの先頭へ |
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会社名(銘柄コード):
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群栄化学工業(4229) |
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情報公開日時:
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2004年07月23日 11:00 |
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アホルダーの気になる指数:
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2471 (もう首ったけ!) |
今日の前引け後(11:00)に出た1Q決算の速報ですが、久々のエプコ・プライム級銘柄。アホルダーの気になる指数は2471で、例の悪魔株以来の高数字。ワタクシはもう首ったけです。
ちなみにヤフーファイナンスでは89,983,085株となっていますが、1Qの決算短信で株式数を求めると約7,700万株で実質的にはかなり少ないです。自社株買い等が効いているのでしょう。PBRが極端に低いので、今後もガンガン買って欲しいものです。
1Qの結果から今期の業績を勝手に予想すると、高ROA、低PBR、低PER、高株主資本比率となり四拍子そろっていますし、「一株株主資本以下でのストックオプション大盤振る舞い」という悪魔も入っていません。配当性向も「純利益の50%を目指す」とあります。
しかし、いくつか注意点をあげてみると・・・・
・業績予想の修正がありません!なぜに??まるで理解不能です。
・発表後の後場にも高値をつけましたし、前場にもそれらしい買いがありました。
・ワタクシの予想通りの成績を通期で記録するかも当然不明です。
・原材料は近年高騰しています。
・タップリと買い残もあります。
・既に成熟した会社です。
・昔プリンストン債で嵌められて大損ブッコキだった記憶が・・・
(でも今思えば、実はあの時はそれでも長期で買い時でしたな)
上にいくと買い残を減らすための売りが出そうな気もするので、何回かに分けて拾い続ければ良いのかも。ま、上がるか下がるか知りませんが、2月27日以来のアホルダー首ったけの銘柄の登場で、ワタクシはぞっこんです。最近、既に割高な銘柄ばかりで退屈でしたしね♪
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アホルダーの気になる指数: ワタクシが勝手に考えた指数です。数字がデカイほど「僕が興味を抱いたせくしぃな会社」ということです。
0以下: 興味ゼロ
〜300: 少し気になる
〜600: 興味あり
〜900: 興味津々
900以上: もう首ったけ!
| July 23, 2004 03:18 PM | ↑このページの先頭へ |
まずはコチラをご覧下さい。
群栄化学工業の今期の予想数字は、通期で売上200億、経常17億、純益14億。中間だと105億、10億、8億です。会社は減収&微増益の予想です。
しかし実際には1Qで、55.7億、8.4億、8億だったわけで、純益などは既に中間の予想すら達成しています。ところが、非常に奇妙に思えることに、会社は概ね予想通りとして今期の業績を上方修正していません。これはなぜでしょう?
当然ワタクシごときアホに真相はわかりませんが、
「当面株価が低迷した方が、自社株買いとの兼ね合いで長期ホルダーや会社にとって利益となるから」
だと考えます!
ちなみに、仮にワタクシが経営陣であったり、この会社の株式の過半数を保有しているとすれば、ワタクシも上方修正を指示しません。上方修正で注目を集めると満足な水準まで自社株買いをするまでに余計な費用がかかるからです。仮にワタクシがこの会社の株式の過半数を保有しているとすれば、一株あたりのEVAを上昇させるようにします。解散価値以下の値段で株を取得できるなら、自社株購入&消却によって限界まで資産と資本を下げ、一株あたりの利益やROAやEVAなどを上昇させます。解散価値以下で株を買える限り、毎年利益の大部分は自社株買い&消却にあて、数年で花王もビックリの高EVA企業に体質改善・・・・そのためには当面、株価は安ければ安いほど好都合です。どうよ!
妄想ついでに更に言うと、ワタクシが大株主ならば、即刻130億超の投資有価証券は全部現金に戻し、短期借入金21億などを消します。これだけで資本と負債がそれぞれ21億、資産で42億が圧縮でき、ROA等が上がります。残った110億は自社株買いにまわし(今の株価なら数千万株買えます♪)、PBR1以下の範囲で買えるだけ買い、消却し、一株利益などを向上させます。キャッシュを生まない資本を株主に還元するのは当然ですが、資本コストを上回れない運用や変動の激しい運用も即刻中止して、本業「だけ」に専念させます。
以前、プリンストン債で嵌められて大損ブッコキだった会社が、また過剰に資本を抱えて性懲りも無く財テクしている姿には、強い不安をおぼえますからね。国債など安全といわれる有価証券もインフレ等になればイチコロですし、さらに物価連動型は利回りが悪いですし、なんしか、本業以外での投資はもう勘弁して欲しいですけど。
| July 24, 2004 02:58 PM | ↑このページの先頭へ |
ありがとうございます。他人の意見で売買する事は危険です。意見は参考にするものの自分自身で吟味する事が一番だと思います。
あくまでもワタクシの場合ですが、今はとりあえず循環が崩れて暴騰しても悔しくない最低枚数だけ買い、例年通り循環の底にあたる冬(11月〜1月)の間に下落があれば買い増す、というぐらいが丁度良いと思っています。今後、どうなるでしょうね〜♪
確かに。
社内でお金を腐らせていた「永久凍土銘柄」など、まさにその通りでした。
TOBなどの標的になって初めて株主の存在に気がつく、という程度でした。
そうですね。期待しすぎても良い事はありませんからね。ワタクシが大株主になったらこのようにしますが、残念ながら大株主になれませんし(笑)
同感です。仮に今後株価が下落すれば、更にPERや配当利回りが魅力的になります。冬に寄生するのが一番とは思いましたが、循環が崩れて今後上昇すると悔しいので、そうなっても悔しくない株数だけ寄生しました。
そうですね。経営権の保全という観点からは見ていませんでした。それもあるのかもしれませんね。
ですね。少なくともワタクシの偏った見方よりは圧倒的に一般的でマトモしょう。しかしワタクシは「財テク大好き&インフレでイチコロ」と見ました。大株主だったら即刻止めさせるのに〜!法が許す限り自社株を買わせるのに〜! と、ワタクシが大株主になる財力は全然ありませんので御心配なく♪
| July 27, 2004 09:30 AM | ↑このページの先頭へ |
スゴイ!でも絶対ウソ!なんで?
と思いきや、
随分と営業CFと現金同等物が多い・・・と程なく気付きました。
3Qの業績情報の2ページ目のCFの単位は百万ではなく千円の間違いですな。。。
再入力すると34.9
ま、そんなもんでしょう。
| September 7, 2004 04:26 PM | ↑このページの先頭へ |
たいした負債もなく、現金・同等物や投資有価証券の合計が時価総額を上回っている会社。そこまで株価が落ちる事は稀です。しかし「高値で公募した割に何年も赤字を続けた会社」や「子会社などのために一般株主へ相応の利益還元が無い会社」の場合、市場での人気は無くなり株価はやがて低迷します。株を長期保有するメリットが皆無ですからね。
昨日大引け後に中間決算を発表したトミタ電機はそんな会社です。高株主資本比率で低PBRという条件でスクリーニングすると網にかかっていました。昨日発表の数字で考えると、株主資本比率が88%なのに一株株主資本が1535円で株価は400円。実質的なPBRはなんと0.26です。しかし、ほんの数年前はさらに凄い状況でした。株主資本比率が90%を超えていましたし、株価は101円(2002年12月4日)まで下落する有様。率直な疑問なのですが、こんな赤字続きの会社が上場した意義って何なのでしょうね?
アホルダーにならないために、高値の公募で万年赤字会社を買わないように注意したいものです。
お金持ちながら万年赤字で異様な安値になっている会社。こういう会社は買いなのでしょうか?
基本的に「今後も変化がなさそうならば見送り」が無難なのでしょう。
仮に、
経営陣が性根を入れ替えて黒転し収益力が向上していく
とすれば物凄く割安な株はそれなりにおいしい株に変化します。ただし、性根を入れ替える見込みなどがほとんどなく、「今後も相変わらず赤字で株主資本を減らすだろう」とか「資本コストを上回る収益力は無いだろう」と市場から思われているために、解散価値以下でも(たとえバランスシート的には問題が無くても)買い手が集まらないわけですが。
ただし、
株を買い占めて即刻解散させるだけの資金力がある
株を買い占めて即刻EVA経営等に変えるだけの人・財力がある
こういう恵まれた方にとっては買いかもしれませんよね。たとえ自律的には状況がかわらないとしても「自分自身の力で状況を好転させる事のできる投資家」にとっては買いかもしれません。残念ながら自分にはあまり縁のない話ですけど。
| September 25, 2004 10:52 AM | ↑このページの先頭へ |
IRAHO指数が-589.6という会社が現れました!
「プラス589.6」だったら私は即買いしますが「マイナス589.6」です。
株価は最終的には需給で決まりますが、それにしても恐るべしですね。
それとも将来的になにかドカンと儲かる技術とか算段があるのですかね?
3年後の時価総額っていくらぐらいになってますかね。。。
がんばれ〜!
個人的に今後の行方が楽しみです。
| October 13, 2004 12:19 PM | ↑このページの先頭へ |
今日は目に留まる決算短信や上方修正がありました。
IRAHO.comで見ると指標や修正が一目瞭然でっせ〜
我ながら、IRAHO.comって超便利♪
(自画自賛)
群栄化学工業
案の定、上方修正ですね。自分的予想の範囲内でしたが、株価はやんわりと反応してくれました。減損適用ですが、それでも通期で増益予想ですね。サマーストックですが、今年の冬は株価が上がるか下がるか楽しみです。
きょくとう
時価総額が約23億と小さな会社です。しかし小粒ながら黄色い所や赤い所がありません。それでIRAHOが72.61とは立派です。補正PERの4.58倍はご愛嬌としても、キャシュフローなどもしっかりしています。ただし、MM銘柄ですね。私はマーケットメイク方式が大嫌いです。流動性も低いですし、今日だけで5%も上げてしまいました。
東京製鐵
中国特需関連?で業績は超絶好調ですね。予想PERで5.55。しかし、これって特需なのでしょうか?私にはわかりません。最近の中国関連銘柄の大幅下落にあわせて下落していますが、仮に中国等での需要があと数年続くとすれば、株価はいずれ大きく反発すると私は思います。
あと、最近の傾向ですが、地銀が軒並み好調ですね。ワタクシは銀行に関してはどこが良いのか悪いのか知識不足でよくわかりませんが、どこもかしこも上方修正するのでとても目立ちます。景気が良くていいですね。
| October 20, 2004 06:11 PM | ↑このページの先頭へ |
ここ数年、純粋持株会社の設立が盛んです。戦後の財閥解体以降、純粋持株会社設立は禁止されていましたが、1997年の独禁法改正によって再び解禁となりました。そのためここ数年、○○ホールディングスとか、△△ホールディングなどといった洒落た?社名を目にすることが多くなってきたわけで。
しかしワタクシは、一部の純粋持株会社化の動きに疑問がありました。
『企業組織再編型』の純粋持株会社化にはメリットがあまりないのでは?
名前がお洒落になるぐらいで、会社が1個多くなる分だけ無駄なコストも発生しそう。。。『合併代替型』の純粋持株会社化の場合は色々とメリットがあるとは思いますが、自社グループをいじって純粋持株会社をつくるような企業組織再編型の場合、コストを上回るメリットがあるのか疑問でした。
そんな中、純粋持株会社に移行した会社が、再度、事業持株会社に戻るケースが現れました。純粋持株会社へと移行する動きは活発ですが、逆に、純粋持株会社を解消するケースを見るのは初めて。その風変わりな会社は「未来」という名前も変わった名証2部の会社です。この未来という会社、昔からかなり風変わりというか立派な会社というか・・・とその話は後半で。
ちなみに、未来の純粋持株会社解散の理由は、やはり重複コストなどの無駄発生を嫌気した結果だそうです。「だったら最初っから純粋持株会社なんてつくるなよ〜〜」とか他人にだけは厳しいワタクシは思ってしまいそうですが、経営戦略も試行錯誤が不可避なのでしょう。
純粋持株会社の解散は以下のような手順で行われます。
こういう格好の合併は無知なワタクシには初めのケースです。わかしお銀行と三井住友銀行の逆さ合併のケースともちょっと違うし、サークルKサンクスのケースともちょっと違う。税務とか費用とかどうなるのでしょう。IRへ電話してお伺してみましたが、「そんなにはかからない」とのこと。いろいろお伺いして親切にご教示いただきましたが、ま、細かい事をここで書くのは止めましょう。にしても、平成19年3月期の決算短信や有報が見たい!早く見たい!!と決算書マニアのワタクシは思ってしまいました。
今回の純粋持株会社解散は一般の未来株主にとってもメリットになると思います。重複コスト削減はさておき、今回の吸収合併によって実質的には200万株ほどの自社株消却をおこなうような結果になりますので。200万株といったら発行済株式数の7%ぐらい!!ただ、ちょっと前にお電話したときには、「消却は特に考えてませんよ〜」なんてつれないお返事だったのに!
ところで、この純粋持株会社化の流れに逆行する未来という会社。事業面等も一風かわった会社です。メーカーにしては営業利益率がかなり高いのですが、扱っている製品に技術的な先進性があるわけでもなく、ごく一般的な製品をつくっています。しかも休日が非常に多く、従業員の給料は地域一番を自負。なのになぜこんなに利益率が良いのでしょう?
ネットで調べただけでも色々と書かれていますが、とにかく日々工夫をしているのでしょうな。今回の意表をついた純粋持株会社の解散もそうした既存概念に囚われない発想に起因するのかもしれませんね。
<参考リンク>
・ 未来
・ 読売オンライン 休日年140日残業せず成果
・ 未来工業・山田さんのページ
・ 未来工業の謎に迫ろう
・ 特許庁 〜商品の90%は特許活用製品〜
・ 株式新聞 トップインタビュー
・ 中日新聞 定年最長70歳まで
・ 経常利益率15%の秘訣“休め・働くな・よきに計らえ”
・ 福井県立大学 小倉ゼミ
・ 福井県立大学 未来工業の経営を読みとる
・ 情報誌「あすの経営」
・ 顧客の声に耳を傾ける組織づくり
・ 無駄なコストと必要なコスト
・ 残業は悪か善か?@
・ Mirai Co Ltd: Company Snapshot
・ Mirai Industry Co., Ltd.
・ RUSSELL/NOMURA日本株インデックス採用について
・ 未来工業の「発想訓練術」
・ 未来工業 いる・いらんの基準
・ 楽して儲ける!
・ 常に考える
・ この会社、ご存じでしょうか?
・ 笑う経営者
・ 未来工業で思い出した
・ 山田昭男の型破り経営論
・ 日本的経営のすすめ その4
| April 11, 2006 01:36 PM | ↑このページの先頭へ |