機械的な投資方法の寿命
Posted by Ecolonomy at February 19, 2004 12:15 PM
世の中には投資方法に関する多くの書籍やホームページがあります。しかし同じ投資方法を採用する人々が多くなると「後から買う人ほど同じ銘柄を高値で掴む」ことになりがちです。例えば、現在流行の「株主優待に注目した小額投資」を例にあげて考えてみましょう。
株主優待制度によって、株を保有するメリットが非常に高まる場合があります。例えばコナミスポーツとかセントラルスポーツの優待は、この前まで計算上は年利回り100%超もありえていましたし、タカラレーベンの1200%超などというものさえありました。また、小額投資ほど利回りが高くなる傾向があったため、小額でもお食事券や商品券や割引券が沢山もらえるような株が、権利確定日の前に上昇する現象が頻繁に見られました。そのうち当然、こうした株を中心に多銘柄を少しずつ持つ人が現れると同時に、そうした株を求める人をカモにするために先回りをして買う人も現れるようになりました。
このような例を考えた場合、一番儲かったのは最初に優待の美味しさに気付いた人達です。最初に買った人々は以下の利益を手にする事ができました。
優待で得られる高利回り + 配当(インカムゲイン) + 後からマネをして買った人々が与えてくれたキャピタルゲイン
しかし同じような投資方針をもつ人が増えてしまうと、後から買う人ほどキャピタルゲインは期待できず、「先に買った人々の利食い」によるキャピタルロスを受けてしまいがちです。そのロスが優待や配当で得られるメリットを超えてしまえば、もはやそうした投資への魅力はなくなってしまうわけです。基本的には、現在話題になっている機械的な投資方法は参考にはなるのでしょうが、マネするものではないのでしょうね。
−−−−元祖アホルダーのまとめ−−−−
アホルダーは機械的な投資方法のマネをやめるべし。
- 新規で有効な投資方法を最初に実践した人が一番儲かる。
- 同じ方法をマネする人が増えると最初の人は益々儲かる場合もある。
- 同じ方法を後からマネする人は損する事も多い。
例えば、今日の新聞を見て、鉄鋼関連の株を購入しようと考えるのもアホルダー的行動でしょうか?それから、今日株式上場の新生銀行の株を買おうとする人が多いのははやりのものだから?見極めるのはやはり情報を収集し、知識を深め、よーく考える以外ないものでしょうか?
>アホルダー的行動でしょうか?
だと思います。丁度よかったので記事にしてみました。
>それから、今日株式上場の新生銀行の株を買おうとする人が多いのははやりのものだから?
わかりません。申し訳ありませんが僕は銀行株が苦手です。真の企業価値が僕にはサッパリわからないからです。どの債権が取り立て可能で、どの債権が不可能だとかサッパリわかりません。銀行は今の僕にはまだまだ荷が重過ぎです。。。