February 27, 2004

TOB残酷物語

ワタクシは極端に不人気で割安な株を集める趣味がありました。事業を止めていっそ解散させた方が投資家は儲かるのに・・・というような割安銘柄を「永久凍土銘柄」と名付けて買っていました。そうした銘柄は一切人気がないだけだったので当然長期保有するべきでしたが、昔から根気ゼロのワタクシは退屈が我慢できずに「飽きた」という理由だけで売っていきました。アホルダーの典型です。

そんな永久凍土株の殆どは、その後大きく上昇しています。最近ではユシロ化学工業で悔しい思いをしました。。。

>個人的には事業内容や財務内容から総合的に判断して、
>現在の日本市場で買える銘柄のうち、
>最も割安な銘柄だと考えているのですが。

まさにその通り。いい読みしてるよ、当時のボク。。。

当時まだまだ青かったですが、それでも一応気付いてはいます。タイトル通りに「長期チビチビ戦」を貫徹する根気が無かった事が、大きな儲けを手に出来なかった原因です。まさにアホルダーです。

それにしても、なんであんなにも安かったのでしょう?
恐らく日本の株式市場は最近言われるほど効率化していないのでしょう。単に「飽きた」といって売ってしまうワタクシのようなアホルダーもいることですし。そこに付け入るのが有能な外資なのです。

その後も、UHTという工業用穴あけ機を作る激安永久凍土会社を見つけたのですが、UHTはそろそろ買おうか・・・という時に野村にTOBされてしまいました。ワタクシはTOBでオイシイ思いをした事がありません。悔しいばかりです。TOBするだけのお金の無い弱小投資家にとっては、TOBで美味しいところを持っていくお金持ちが羨ましくてしかたありません。

経営陣が買収からわが身を護る方法はひとつしかない。それは、買収側が断念せざるを得ないような高い株価を維持するということだ。そうなっていけば、わが国の株式市場においても市場原理が貫徹するようになっていく――経営者は心したほうが良い。

週刊!木村 剛より

べつに高い株価を維持せずとも企業価値を落とすという裏技も考えられます。株価が低迷しても企業価値が更に落ちれば、アホルダー以外の買い手はつきません。適切な再投資すらできずに配当として一度に放出してしまう事などは、ある意味これにあたるとワタクシは考えます。TOBを避ける事に一応成功したように見える会社の行く末がワタクシは気になりますが、これが資本主義なのでしょう。

Posted by Ecolonomy at February 27, 2004 09:49 PM | TrackBack
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